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Edentulous

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X線撮影検査

X線撮影検査の目的

リコール開始時にX線撮影検査の目的を明確化し、必要の有無を判断することが重要です。X線撮影検査は、さらに詳しい検査を必要とする症状、既往歴または診察所見が認められる場合に限り行うことができます。具体的にな例としては、インプラント周囲感染症の徴候、組織/骨吸収、疼痛等が挙げられます。

選択すべきX線写真の種類

視覚化を必要とする対象によって異なります。

  • パラレル法による口腔内X線写真は、骨からインプラント表面までの距離をできるだけ正確に計測し、インプラント周囲の辺縁骨レベルを測定し...
Radiology
Aftercare / follow up
Peri-implant therapy
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感染症 – 微生物学的診断

微生物叢パラメータ

インプラントの存在または本数は、無歯顎患者の唾液中および舌上の好気性および嫌気性菌種に影響を与えます。

インプラント周囲炎に認められる歯肉縁下生物叢は、試験によって差があります。部分無歯顎患者は、歯周病原菌が少ないことが報告されています。Prevotella nigrescensFusobacterium nucleatumP. gingivalisT. forsythiaTreponema denticolaおよびAggregatibacter actinomycetemcomitansは...

Peri-implantitis
Aftercare / follow up
Peri-implant therapy
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炎症および感染症

インプラント周囲の炎症および感染症

炎症はインプラント周囲の軟組織に限局する(粘膜炎)こともあれば、下部の骨組織に及ぶ(インプラント周囲炎)こともあります。感染症は、不十分な口腔衛生およびコンプライアンス、清掃性の劣る修復物のデザイン、口咽頭の攻撃的なミクロフローラ、インプラントの過重負担、不動性角化組織の欠如、歯肉縁下の残留セメント等、さまざまな危険因子によって起こります。

炎症の徴候をチェックするため、定期的な口腔衛生リコールを計画します。徴候は、軽度の腫脹、発赤および孤立性のプロービング時の出血(BOP)といった微妙なものもあれば、疼痛、明瞭な腫脹...

Peri-implantitis
Aftercare / follow up
Peri-implant therapy
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Edentulous

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プロービング

インプラント周囲組織の状態のモニタリング

X線検査による骨レベルの評価は、不必要な被曝を防ぐため、頻回に行うことができません。軟組織の炎症が進むほど、プロービングデプスと歯槽骨高径の相関が低下するとはいえ、軟組織をモニタリングすることは、下の骨に将来起こりうる問題を検出するのに有効です。ただし、プロービングデプスに漸進的な増加が認められた場合は、歯槽骨高径を計測し、初期高径からの変化を確認するため、X線検査を行う必要があります。

プロービングパラメータ

プロービングはインプラント表面の上皮付着を破壊しますが...

Aftercare / follow up
Peri-implant therapy
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審美的不満

審美的パラメータと患者の反応

審美的不満は、歯の位置や角度、形状、色、テクスチャー、感覚に関する不満のほか、軟組織の外観や天然または人工粘膜からの人工歯のエマージェンス・プロファイルにする不満によることもあります。

大きな不満は克服するのが難しいため、新しい補綴物の外観に対する患者の最初の反応はきわめて重要です。患者の希望または期待と現実的な可能性とのミスマッチを避けるためには、患者の満足のパラメータを確立するための治療計画の作成とプロビジョナル補綴物の使用が不可欠です。

患者の最初の反応が軽微な不満である場合は...

Diagnosis and treatment planning
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4340-Biologic-complications.png

生物学的合併症

インプラント周囲粘膜炎

インプラント周囲粘膜炎は、インプラント周囲の軟組織に生じる回復可能な炎症です。

インプラント周囲粘膜炎は、インプラントにより機能修復した被験者の約60%(施設により±30%)で認められています。

診断は診察所見に基づいて行います。感染部位には、発赤、浮腫、過形成、プロービング時の出血および過敏が認められます。排膿は、診断を裏付ける強力な徴候の1つです。粘膜退縮は常に認められるわけではなく、通常、X線検査では骨吸収は(未だ)確認できません。

インプラント周囲粘膜炎の主な原因は、歯肉縁下の残留セメント、口腔衛生およびメンテナンスに対するコンプライ...

Peri-implantitis
Peri-implant therapy
Local factors
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プロビジョナル

プロビジョナル多機能用途

無歯顎患者にとってのプロビジョナル補綴物は、最終的な治療を行っている間に患者に満足のゆくレベルの機能および審美的外観を提供できる便利なツールです。

プロビジョナル補綴物は、最終的な治療結果がどのようになるかを歯科医と患者に認識させるのに有効です。

プロビジョナル補綴物は最終補綴物に酷似しているため、最終補綴物による最終治療結果の審美的および機能的属性を患者に理解させることができます。また、この段階であれば、不可逆的な処置を行う前に治療計画に必要な変更を行うことができます。

プロビジョナル補綴物は...

Guided Surgery
Immediate loading / provisionalization
Diagnosis and treatment planning
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X線撮影用および手術用スプリント

診断および計画ガイド

実際に口腔内に試適できる仮義歯を製作する主な目的は、各患者の機能的および審美的検討に影響を及ぼす具体的な形態学的特徴を視覚化することです。この診断用仮義歯は、インプラントの位置とその外科的埋入を計画するための、ガイドの目的でも使用されます。

このセットアップの人工歯配列は、X線撮影用テンプレート、サージカルガイドおよび適切にデザインされた全部床仮義歯の製作の基盤となります。

インプラントを埋入する宿主骨部位を選択するには、画像診断が不可欠です。その撮影の指示は、診査所見、必要な情報の種類および放射線のリスク...

Radiology
Guided Surgery
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Edentulous

1375-Waxup.png

ワックスアップ、人工歯配列、モックアップ

診断、治療計画および患者コミュニケーションツール

無歯顎患者の治療計画では、術前計画(サージカルガイドの製作)に役立つ情報を提供し、患者の懸念と期待に関する説明を容易にし、最終補綴物の製作時に最適な指針となる診断用人工歯配列が必要になります。

人工歯配列を行う際は、患者の期待、機能的配慮および審美的目標を考慮に入れる必要があります。診断の段階でこの3要素にミスマッチがある場合は、患者の期待に応えるため、治療方法を変更する必要があります。

 

 

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ワックスアップおよびモックアップ

歯肉の形態や口蓋形態の適切なシミュレーションは...

Digital workflow
CAD/CAM
Diagnosis and treatment planning
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Edentulous

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補綴ガイド – 概要

診断 - 概論

Diagnosis(診断)は識別を意味するギリシア語であり、診断は認知的な経験の1つです。診断は元来、問診、視診、聴診、嗅診および触診に基づいて行われていました。しかし医学技術が進歩した現在では、診断のプロセスを強化するための種々の専用ツールを利用することができます。初期診査を行ったのち、専用のツールと検査法を用いて患者の状態に関する情報をより詳細に取得します。

無歯顎に伴う問題

歯を喪失すると、構造的・機能的完全性が失われますので、次の項目の徹底的な評価が要求されます。

  • 顔面形態および顔面高
  • 歯の位置と関連する審美的外観 (特にスマイル時)
  • 下顎安静位...
Diagnosis and treatment planning
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Edentulous

1360-CT.png

CT

CT – 概論

断層撮影は、物体のスライスの2次元画像を作成します。コンピュータ断層撮影(CT)は、仮想スライスを作成することができます。従来のCTは1スライス撮影毎に寝台が移動し、停止します。スパイラル/ヘリカルCTは、らせん状に連続的なスキャニングを行うため、高速で連続した画像を獲得することができます。[[{"fid":"7815","view_mode":"full_width","fields":{"format":"full_width","filename_field[en][0][value]":"1360-a2-CT.png","field...

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CBCT

CBCTに関する注意事項

  • 線源でコリメートされたX線が扇型に照射され、検出器に到達します。これがコーンビームです。
  • ピクセル(picture+element)は2次元画像の最小要素であり、ボクセルは3次元画像の最小要素です。
  • 大FOVは、両顎とその関係を視覚化します。
  • 小FOVは、骨梁および皮質骨の詳細な画像を提供します。
  • グレースケール値は組織によって異なり、その信頼性はスパイラルCTほど高くはありません。
  • CBCTは、切歯管、舌側の骨陥没および皮質骨の欠損といったパノラマ/口内法X線撮影では確認できない臨床的に重要な構造を検出することができます。

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  • 切歯管の近心部をと...
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1350-panoramic.png

パノラマX線撮影

パノラマX線撮影

パノラマ写真を撮影する際は、適切な方法に従い、患者の頭蓋をX線ジェネレータとフィルムとの間に注意深くポジショニングすることがきわめて重要です。フィルムと放射線源がスライディングパスに沿って回転するものが多く、放射線照射時間は5~20秒の範囲内です。デジタルX線撮影では、より多くの選択肢があり、より大きな露光ラティチュードが得られます。しかし、パノラマ写真では下顎骨の高さが過小評価され、水平方向の測定値も信頼できません。また、臼歯部では実測値との差がより大きくなります。

パノラマ写真には有効な要素が多数あり、広く用いられています...

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口内法X線撮影

口内法X線撮影

口内法X線撮影は歯に関する診断情報を得るには十分であり、多くの場合、インプラント手術の術前計画に必要な情報も得ることができます。パノラマX線撮影が行えない場合は、口内法により適切に撮影したX線写真が無歯顎骨に関する重要な情報を提供してくれます。通常、口内法X線撮影で得られるような2次元画像では、同一骨の凹面を3次元画像と同じように視覚化することはできません。例えば、下顎臼歯部の舌側に生じた骨陥没は2次元の口内法X線撮影では視覚化することができません。臨床では触診時に当該領域の陥没に気づく可能性はありますが、疑念を払拭し、口腔の構造を同定...

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Edentulous

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画像ツールの概要

主な画像ツール

いずれの形態または放射線にも、必ず何らかの危険性はあります。適切な種類の撮影法を模索し、不要な撮影を行わないようにするため、先に患者の病歴聴取と診査を行います。

主に使用されている画像ツールは次の4種類です。詳細については別のセクションで述べます。

  • 口内法X線撮影
  • パノラマX線撮影
  • スパイラルCT
  • コーンビームCT(CBCT

 

放射線量 μSv (マイクロシーベルト):

口内法X線撮影

1

パノラマX線撮影 4-30

4-30

側面頭部X線規格写真(セファログラム)

7-10

スパイラルCT 上顎 100-3300

100-3300

スパイラルCT 下顎

400-1200

ス...

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