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Edentulous

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投薬

鎮痛薬および抗炎症薬

外科的介入の種類や規模に応じて、疼痛や腫脹を緩和するための適切な投薬が必要になります。例:パラセタモール、アセチルサリチル酸(ASA)、または非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)。

副作用: イブプロフェンはASAおよびクマリンと干渉するため、凝固予防にASAまたはクマリン系の抗凝固薬を用いる場合は、疼痛緩和にはパラセタモール系の鎮痛薬を使用するようにします。(凝固障害と抗凝固療法に関する記事を参照してください)

鎮痛薬の投与は局所麻酔が切れる前に開始します。

疼痛緩和の効果は術後少なくとも2日目には現れますが、そうでない場合は...

Aftercare / follow up
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装着後

装着後 - 口腔衛生に関する注意事項

装着後の来院では、患者の口腔衛生と軟組織の反応を注意深く評価し、必要に応じて調整を行います。

患者の口腔清掃能力に応じて毎日のホームケアプログラムをカスタマイズします。インプラント埋入後は、インプラント周囲およびインプラント手術部位に  炎症反応 が起こるのを防ぐため、適切な間隔で口腔清掃のためのリコールを行う必要があります。

固定式全部床義歯の周囲に良好な口腔衛生を維持するのは可撤式インプラント補綴物に比べて難しいため、軟らかい(電動)歯ブラシ、フロス、ワンタフトブラシ、歯間ブラシ等の衛生用具を使用して口腔衛生指導を行います...

Aftercare / follow up
Fixed prosthetics
Oral hygiene instructions
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インプラントオーバーデンチャー装着後

装着後の来院 – 注意事項

装着後の来院では、 装着時に注意深く評価した項目を再び検討し、必要な調整を行います。オーバーデンチャーの床の適合、辺縁、咬合、審美性、機能、快適さおよび総合的な患者の満足度 をチェックする必要があります。また、軟組織の治癒を評価し、腫脹が残っていないか確認します。弾性裏装材を設置した場合は、軟組織の治癒や収縮により義歯床の適合が低下し、裏装材の交換が必要になります。ほとんどの弾性裏装材は、機械的特性上、2~4週間毎の交換を必要とします。長期使用において吸収の進行と形態の変化により義歯床の適合が低下した場合は...

Implant prosthetics
Aftercare / follow up
Removable prosthetics
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全部床義歯装着後

装着後の来院に関する注意事項

装着後の来院では、装着時に注意深く評価した項目を再び検討し、必要な調整を行います。義歯床の適合、辺縁、咬合、審美性、機能、快適さおよび患者の満足度をチェックする必要があります。また、即時義歯の場合のように装着後の来院が術後である場合は、軟組織の治癒と腫脹の有無を確認します。弾性裏装材を利用した場合は、軟組織の治癒や収縮により義歯床の適合が低下し、裏装材の交換が必要になります。ほとんどの弾性裏装材は、機械的特性上、2~4週間置きの交換を必要とします。長期使用において吸収の進行と形態の変化により義歯床の適合が低下した場合は...

Aftercare / follow up
Removable prosthetics
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インプラントの選択

インプラントのデザイン

現在市販されているインプラントのほとんどは、ブローネマルク博士が最初にデザインし、「フィクスチャー」と命名したスクリューのバリエーションです。これが現在市販されているさまざまな製品の開始点であり、インプラントの素材、サイズ、肉眼的および顕微鏡的特性といった要素が組み込まれています。これらはすべてコマーシャリーピュアチタン(ブローネマルクが最初に選択した素材)、スレッド付きデザインおよび適度な粗面に依拠しています。インプラント埋入のためにさまざまな天然または至適修飾された宿主部位を活用する多種多様な治療計画に対応するため...

Implant designs
Implant surfaces
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手術後のケア

注意事項

手術後のケアの主な目的は、手術部位の治療管理、治療および関連する部分である骨結合に影響を及ぼす可能性のあるリスクの確認を含みます。さらに、手術後の診察では、暫間補綴物の機能的および審美的特質を評価する機会を提供します。

手術後のケアに関する一般的な提案は下記に示す通りですが、手術後の来院の具体的なタイミングおよび頻度は患者それぞれに応じて設定されます。

手術後1~3日目

  • 患者の全体的な健康状態。患者はどのように感じているか?
  • 傷の評価。縫合状態、軟組織の色、出血、疼痛、腫れ、その他炎症の兆候
  • 感覚が完全に回復しているかまたは知覚障害が持続していないか?
  • 非侵襲的...
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インプラントへの直接埋入対アバットメントへの直接埋入

アバットメント固定式補綴物の利点

  • インプラントが互いに平行でない場合、角度付アバットメントを使用すると非平行状態を「修正する」ことができます。
  • 角度付アバットメントはスクリュー固定式補綴物に使用することができます。
  • カスタムアバットメントはセメント固定式補綴物用に製作することができます。
  • アバットメントを埋入すると、アバットメント-補綴物の接触面を歯槽頂または歯槽頂上に埋入することができ、印象を取ったり、試験的に埋入することがより簡単になり、かつ軟組織に対してより低侵襲になります。

アバットメント固定式補綴物のデメリット

  • 顎間空隙が限られている場合...
Prosthetic strategies
Prosthetic materials
Implant prosthetics
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咬合チェック

咬合の評価

患者の機能修復に対する要求を満たそうと急ぐあまり、咬合の重要性が見過ごされることがあります。固定式の歯科補綴物に伴う問題の多くが不正咬合に起因していることから、インプラント挿入後は来院のたびに必ず咬合のチェックを行います。不正咬合は、疼痛、修復物の破損、発音および咀嚼機能の障害の原因となります。インプラントには歯周靱帯により提供される緩衝能力がなく、天然歯列と同じ咬合感覚を得ることができません。

咬合の概念と原則

理想的な咬合に関しては、未だに議論が続いています。例えば平衡咬合を主流とする地域もあれば、犬歯誘導が優勢な地域もあります...

Biomechanics and occlusion
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軟組織の管理

インプラント周囲軟組織の管理の目的

下顎無歯顎においてインプラント周囲軟組織の治療を行う目的は、付着歯肉の再建、またはインプラントと軟組織の接触面で軟組織を固定することです。口腔前庭形成術は、前庭を深くすることです。

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下顎無歯顎における軟組織管理の術式および移植術

粘膜貫通インプラントの周囲に十分な角化粘膜の帯を生成するため、軟組織の不足およびその不足に応じて様々な術式および組織が使用されます。伝統的に、遊離歯肉移植が軟組織増生に利用されています。口蓋および臼歯後隆起からの遊離歯肉移植は...

Soft tissue management
Peri-implant therapy
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パラファンクション

パラファンクション-影響

パラファンクションによる活動は、インプラントおよび補綴用コンポーネントの双方に強い力を加えることがあります。こうした力は、スクリューやアバットメントの破折や緩み、前装材料のチッピング、補綴物の破折を招くことがあります。パラファンクションによる活動は、インプラント周囲歯槽頂部骨吸収(crestal peri-implant bone loss)および/またはインプラント破折の原因となる可能性があります。

 

機能性のリスク評価

過去または現在進行中のパラファンクションによる活動の可能性を評価するため、以下の評価を検討する必要があります。

  • 歯ぎし...
Temporomandibular Joint
Implant designs
Biomechanics and occlusion
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インプラントオーバーデンチャーのメンテナンス

インプラントオーバーデンチャーのメンテナンス

オーバーデンチャーを使用している患者にとって、系統的な定期的リコールの目的は3つあります。

  • オーバーデンチャーをチェックし、義歯の微調整、維持、安定性、咬合調整および使用中のアタッチメントシステムのメンテナンスを行います。
  • インプラント周囲の辺縁骨およびインプラント周囲の軟組織をモニタリングします。
  • 口腔衛生のレベルをコントロールし、調整すします。

 

これまでに発表されている長期報告によれば、よくあるのはマトリックスのアクチベーションおよび交換です。また、数年後に頻度が増えるのは...

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Removable prosthetics
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プロフェッショナル口腔衛生

口腔衛生のためのリコール

定期的リコール(少なくとも6ヵ月毎)では、必ず歯科/歯科衛生士または助手が衛生チェックを行い、修復物、補綴物コンポーネント、インプラントの歯肉溝および歯肉縁上部の プロフェッショナルクリーニングを行います。

患者のコンプライアンスと口腔衛生をチェックします。患者のモチベーションや衛生状況に応じて最適な衛生措置を指導し、動機づけを行います。必要に応じてリコールおよびロフェッショナルクリーニングの頻度を増やします。

プロフェッショナルクリーニングに加え、合併症の検出および治療にも口腔衛生の予約を利用します。

プロフェッショナルクリーニング

インプ...

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Fixed prosthetics
Oral hygiene instructions
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全身状態のチェック

リコール – 全身状態のチェックの更新

患者の健康状態は時とともに変化しますので、リコールのたびに全身状態に関する情報を更新し、必要に応じてメンテナンス方針を調整します。この更新に関する情報(ポスター等)を待合室に掲げておくのも有効です。患者に質問するのは医師だけではなく、スタッフもこの更新の重要性を認識しておく必要があります。

問診時に必ずチェックすべき項目としては、全身性、心血管系、血液、神経系、消化器系、泌尿生殖器系および代謝性疾患、手術および通院(放射線療法等)、アレルギー、感染症、特定の感染症(肝炎、HIV)、熱帯諸国への旅行(ある種の疾患の潜伏期...

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患者の期待

患者との持続的な対話

患者の主訴に納得の行くように対応し、患者の期待に応えることは、あるあらゆる歯科治療の基本です。患者の期待に応えるため、あるいはい上回るための最善の方法は、診断や治療計画の段階で患者の声に注意深く耳を傾け、治療開始後も当初の目標を定期的に確認し直すことです。

満たされない期待への対応

歯科医が善意をもって技術的に優れた治療を行ったにもかかわらず、患者の期待が満たされないことはあります。歯科医と患者の関係を保ちつつ、こうした状況に取り組むための最善の方法は、デリケートな姿勢で患者の不満に耳を傾け、患者と協力して治療転帰の改善に努めることです...

Diagnosis and treatment planning
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リコール来院 – 概要

定期的なリコール – 治療の長期的成功に重要

長期的に良好な成績を達成するため、定期的なリコールの予約を組み入れます。全身状態、投薬および口腔状態を系統的に評価するため、リコール予約は少なくとも6ヵ月毎に行うのが理想的です。患者のモチベーションや口腔衛生のレベルに応じて、リコールの頻度を増やします。

 

リコール時の重要な作業のためのチェックリスト

  • 患者の期待に応えられていますか、生活の質は改善されていますか?
  • 全身状態、コンプライアンスおよび口腔衛生を評価します。
  • 歯科医、歯科衛生士または歯科助手によるプロフェッショナルな歯科予防を行います。
  • 修復物の緩み(セメント剥離...
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