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Patient cases

複雑な部分欠損症例の治療

69歳男性の患者が下顎左側臼歯部に3つのヒーリングキャップが装着され、絹糸による縫合がなされた状態で来院された。2本のインプラント埋入が施術されていた。2009年上顎左側に最初にインプラント埋入を行われ、術後は疼痛がなかった。新しい歯科医による2回目のインプラント埋入後、術直後より強い痛みがあり、患者はセカンドオピニオンを求めて来院した。

Guided Surgery
Posterior implants
Bone grafting and regeneration
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Treatment guides

Edentulous

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感染症 – 微生物学的診断

微生物叢パラメータ

インプラントの存在または本数は、無歯顎患者の唾液中および舌上の好気性および嫌気性菌種に影響を与えます。

インプラント周囲炎に認められる歯肉縁下生物叢は、試験によって差があります。部分無歯顎患者は、歯周病原菌が少ないことが報告されています。Prevotella nigrescensFusobacterium nucleatumP. gingivalisT. forsythiaTreponema denticolaおよびAggregatibacter actinomycetemcomitansは...

Peri-implantitis
Aftercare / follow up
Peri-implant therapy
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Edentulous

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炎症および感染症

インプラント周囲の炎症および感染症

炎症はインプラント周囲の軟組織に限局する(粘膜炎)こともあれば、下部の骨組織に及ぶ(インプラント周囲炎)こともあります。感染症は、不十分な口腔衛生およびコンプライアンス、清掃性の劣る修復物のデザイン、口咽頭の攻撃的なミクロフローラ、インプラントの過重負担、不動性角化組織の欠如、歯肉縁下の残留セメント等、さまざまな危険因子によって起こります。

炎症の徴候をチェックするため、定期的な口腔衛生リコールを計画します。徴候は、軽度の腫脹、発赤および孤立性のプロービング時の出血(BOP)といった微妙なものもあれば、疼痛、明瞭な腫脹...

Peri-implantitis
Aftercare / follow up
Peri-implant therapy
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Edentulous

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生物学的合併症

インプラント周囲粘膜炎

インプラント周囲粘膜炎は、インプラント周囲の軟組織に生じる回復可能な炎症です。

インプラント周囲粘膜炎は、インプラントにより機能修復した被験者の約60%(施設により±30%)で認められています。

診断は診察所見に基づいて行います。感染部位には、発赤、浮腫、過形成、プロービング時の出血および過敏が認められます。排膿は、診断を裏付ける強力な徴候の1つです。粘膜退縮は常に認められるわけではなく、通常、X線検査では骨吸収は(未だ)確認できません。

インプラント周囲粘膜炎の主な原因は、歯肉縁下の残留セメント、口腔衛生およびメンテナンスに対するコンプライ...

Peri-implantitis
Peri-implant therapy
Local factors
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Edentulous

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翼状突起インプラント

適応症

上顎無歯顎は残存骨が少ないうえ、上顎洞が存在するため、インプラントの埋入は非常に困難です。翼状突起インプラントは、インプラントの固定に残存骨を利用し、骨増生術の必要を回避するための選択肢の1つです。部分および完全無歯顎患者では、遠心側のカンチレバーを回避するために翼状突起インプラントを適用することができます。文献では、翼状突起インプラントと翼突上顎インプラントの明確な差を裏付ける所見は報告されていません。

臨床的推奨事項

科学文献では、「翼状突起インプラント」、「翼突上顎インプラント」および「上顎結節インプラント」の3つの用語は...

Posterior implants
Implants in compromised sites
Success & failure
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Edentulous

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頬骨インプラント

適応症

頬骨インプラントは、萎縮上顎臼歯部の機能修復のための選択肢の1つであり、典型的な2回法および即時荷重プロトコルのいずれによっても行うことができます。頬骨インプラントを使用すると、骨移植術や上顎洞底挙上術を回避することができるため、治療期間を短縮し、治療に伴う不快感を低減することができます。頬骨インプラントの他の適応症としては、従来型インプラントの失敗、上顎洞底挙上術または骨移植術失敗、腫瘍切除または外傷後の機能修復が挙げられます。

萎縮上顎臼歯部においては、概ね、左右に1本ずつ頬骨インプラントを埋入し、前歯部に2~4本の従来型インプラントを埋入します。

上...

Posterior implants
Implants in compromised sites
Success & failure
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Edentulous

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上顎洞底挙上術

適応症

上顎臼歯部の残存骨高径<4~6 mmの症例は、上顎洞底挙上術の適応となります[Esposito]。

外方アプローチ

上顎洞への外方アクセスは、頬側歯槽面(側方)から行います。シュナイダー膜を挙上し、生じた空隙を骨移植片または代用骨で充填します[Esposito, Schmitt]。インプラントは、上顎洞底挙上術と同時に即時埋入または遅延埋入します。外方アプローチの利点は、全体像を目視で確認できることです。この骨窓を被覆する必要があるかどうかについては、現在も議論が続いています。

内方アプローチ

内方アプローチは、インプラント床から行います。初期ドリリング後...

Posterior implants
Sinus augmentation
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Edentulous

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包括的な治療コンセプト-翼状突起へのインプラント

適応症

上顎無歯顎へのインプラント埋入は、限られた骨量と上顎洞の存在によって困難なものになる可能性があります。 翼状突起へのインプラントの成功率は高く、骨吸収は従来のインプラントと同レベルであり、合併症は最小限で、患者の受容がよく、大規模な増大治療の必要性を回避しながら、萎縮性の高い上顎を呈する患者を治療する代替治療となっています(Candel、2012年)。

 

しかしながら、現在では、翼状突起へのインプラントは上顎洞挙上術に代わる大変魅力的な治療として主に部分歯列欠損において研究されています。

臨床的推奨事項

翼状突起へのインプラントは上顎第一臼歯または上顎第二臼...

Posterior implants
Edentulous treatments
Implants in compromised sites
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Edentulous

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セメント固定式補綴物に関する概要

適応症および基本的注意事項

セメント固定式補綴物は、クラウンまたはブリッジの補綴物を自然歯に固定する場合と同様に、補綴物(クラウン、ブリッジ)をインプラント固定式アバットメントに取り付ける従来のデザインです。従来の、比較的精密ではない鋳造技術では、セメント固定式のデザインはインプラント上の長スパン、マルチユニットの補綴物の必要なパッシブフィットを得るための専門的方法の一つでした。CAD/CAMによる補綴物のスキャンおよびミルが高精度およびパッシブフィットを提供するため、今日では、特に無歯顎の状態では、スクリュー固定式の構造がオプションでの選択となります。

特に目...

CAD/CAM
Prosthetic materials
Implant prosthetics
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Edentulous

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インプラントへの直接埋入対アバットメントへの直接埋入

アバットメント固定式補綴物の利点

  • インプラントが互いに平行でない場合、角度付アバットメントを使用すると非平行状態を「修正する」ことができます。
  • 角度付アバットメントはスクリュー固定式補綴物に使用することができます。
  • カスタムアバットメントはセメント固定式補綴物用に製作することができます。
  • アバットメントを埋入すると、アバットメント-補綴物の接触面を歯槽頂または歯槽頂上に埋入することができ、印象を取ったり、試験的に埋入することがより簡単になり、かつ軟組織に対してより低侵襲になります。

アバットメント固定式補綴物のデメリット

  • 顎間空隙が限られている場合...
Prosthetic strategies
Prosthetic materials
Implant prosthetics
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Edentulous

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喫煙

喫煙およびニコチンが治療に与える影響

喫煙およびニコチン消費は、血管に対する収縮作用があり、それにより、血液供給を減少させます。また、歯周炎、ドライソケット、インプラント手術後の創傷治癒を含む創傷治癒合併症全般に対する感受性を高めます。

喫煙者は、歯周炎、インプラント周囲粘膜炎、抜歯およびあらゆる外科治療後の術後合併症の発生率が2~4倍高くなります。喫煙者はまた、骨粗しょう症の発生率も高いのですが、これは両方の病気を単独に生じやすくする社会・経済的要因による可能性も考えられます。

喫煙患者は、喫煙の創傷治癒に対する弊害...

Peri-implantitis
Systemic factors
Patient assessment