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Treatment guides

Single tooth

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患者の全身的既往歴

最初の評価-患者との面談

臨床医は、自分の目の高さを患者のそれと合わせるようにすると効果的です。例えば、患者が座っているのであれば、臨床医も座るべきです。信頼関係を深めることにならないので、臨床医と患者の面談は、歯科用治療椅子で行わない方が良いでしょう。このようにすると、患者の人格、期待、健康状態に関する重要側面をより共有しやすくなります。患者の主訴が後に患者の治療への期待と合致する、という点を確認することが不可欠です。患者との面談に関するすべての手順において、患者のプライバシー保護が必要です。

全身的な健康評価

全身的な健康評価では...

Systemic factors
Patient assessment
Preoperative procedures
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Expert videos

Dennis Rohner: The prefabricated fibular flap reconstruction technique

重度の顎顔面欠損再建のために様々な骨や軟組織のフラップが利用できます。Dr Rohnerは、顎顔面再建のために腓骨を用いる利点を示し、プレファブリケーションされた腓骨フラップによる再建テクニックの手順を示します。総合的な術前3Dプランニングは、プレートやドリリングガイド、カッティングガイドなど、手術に必要なツールを正しく設計・作製するために大変重要です。Dr Rohnerは、下顎骨または上顎骨を腓骨で置き換え、分層植皮片で新しい歯肉を形成する方法、またインプラント埋入後の治癒期間に暫間補綴物を準備する方法について、症例を用いて説明します。Dr Rohnerは...
Implants in compromised sites
Systemic factors
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Treatment guides

Edentulous

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微生物学

口腔細菌叢

中咽頭では、舌背および扁桃陰窩を除き、上皮の剥離によって細菌の蓄積が抑制されています。歯を喪失すると、Aggregatibacter actinomycetemcomitansおよびPorphyromonas gingivalisを除き、歯周病原性細菌の量は劇的に減少します。歯肉縁下ポケットがない状態では、歯周病原性細菌は舌背および扁桃陰窩等の中咽頭部で生存しています。

細菌検査に関する注意事項

歯周炎の既往のある患者において唾液中の細菌量または組成がインプラント治療の予後に影響を及ぼすことを裏付ける説得力あるエビデンスはなく、このため...

Implants in compromised sites
Local factors
Patient assessment
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Treatment guides

Edentulous

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翼状突起インプラント

適応症

上顎無歯顎は残存骨が少ないうえ、上顎洞が存在するため、インプラントの埋入は非常に困難です。翼状突起インプラントは、インプラントの固定に残存骨を利用し、骨増生術の必要を回避するための選択肢の1つです。部分および完全無歯顎患者では、遠心側のカンチレバーを回避するために翼状突起インプラントを適用することができます。文献では、翼状突起インプラントと翼突上顎インプラントの明確な差を裏付ける所見は報告されていません。

臨床的推奨事項

科学文献では、「翼状突起インプラント」、「翼突上顎インプラント」および「上顎結節インプラント」の3つの用語は...

Posterior implants
Implants in compromised sites
Success & failure
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Treatment guides

Edentulous

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頬骨インプラント

適応症

頬骨インプラントは、萎縮上顎臼歯部の機能修復のための選択肢の1つであり、典型的な2回法および即時荷重プロトコルのいずれによっても行うことができます。頬骨インプラントを使用すると、骨移植術や上顎洞底挙上術を回避することができるため、治療期間を短縮し、治療に伴う不快感を低減することができます。頬骨インプラントの他の適応症としては、従来型インプラントの失敗、上顎洞底挙上術または骨移植術失敗、腫瘍切除または外傷後の機能修復が挙げられます。

萎縮上顎臼歯部においては、概ね、左右に1本ずつ頬骨インプラントを埋入し、前歯部に2~4本の従来型インプラントを埋入します。

上...

Posterior implants
Implants in compromised sites
Success & failure
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Treatment guides

Edentulous

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骨移植, 下顎

適応症

下顎無歯顎においては、骨吸収とこれにより生じる歯槽神経の表在化(superficial alveolar nerve topography)のためにインプラント挿入が制限されることがあります。前歯部においては、骨高径5~6mm以下かつ骨幅6mm以下の場合は、インプラントを埋入する前に骨移植術を行う必要があります。臼歯部においては、歯槽神経上の残存骨が<2~3mmの場合は、インプラントを埋入する前に骨増生術を行う必要があります。

材料および手技

自家骨ブロック移植(図1)は、十分な形状安定性、骨誘導性および骨形成特性のある第一選択療法です...

Edentulous treatments
Implants in compromised sites
Bone grafting and regeneration
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Treatment guides

Edentulous

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インプラントの埋入 - 角度形成

傾斜埋入インプラントの目的

傾斜埋入インプラント埋入コンセプトの主な目的は、上顎および下顎無歯顎のインプラントベースの補綴修復であり、移植術を回避することにより、固定式全顎補綴修復のために、より単純かつ低侵襲性の代替治療を提供することです。無歯顎患者のインプラントベースの補綴修復は、カンチレバーの長さの短縮により最適化されています。

治療コンセプト

無歯顎患者にみられる垂直寸法の減少(図3)は、上顎および下顎のsagittal projectionの減少(図2)を引き起こします。これにより生じるpseudo-progenyは、傾斜インプラントの後方傾斜(前後寸法...

Edentulous treatments
Implants in compromised sites
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Treatment guides

Edentulous

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術中合併症

術中合併症- 概要

萎縮性下顎では、軟組織が膨らみ、下歯槽神経が表面上に確認されます。

粉砕

萎縮性下顎無歯顎の粉砕はインプラント埋入時に発生する場合があります。特に硬い骨の場合は(つまりD1、D2)、皮質骨部分の伸長またはねじ山形成のいずれかを行うために、ドリリング・インスツルメントをさらに使用することが推奨されます。

穿孔

無歯顎(図1、2、3)の場合、骨が吸収される特徴があるため、後方部はインプラント床形成時、下顎の舌側および上顎の洞底の穿孔のためにあらかじめ決められた位置になります。軟組織の周囲(すなわち、血管、神経および筋肉...

Implants in compromised sites
Success & failure
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Treatment guides

Edentulous

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包括的な治療コンセプト-翼状突起へのインプラント

適応症

上顎無歯顎へのインプラント埋入は、限られた骨量と上顎洞の存在によって困難なものになる可能性があります。 翼状突起へのインプラントの成功率は高く、骨吸収は従来のインプラントと同レベルであり、合併症は最小限で、患者の受容がよく、大規模な増大治療の必要性を回避しながら、萎縮性の高い上顎を呈する患者を治療する代替治療となっています(Candel、2012年)。

 

しかしながら、現在では、翼状突起へのインプラントは上顎洞挙上術に代わる大変魅力的な治療として主に部分歯列欠損において研究されています。

臨床的推奨事項

翼状突起へのインプラントは上顎第一臼歯または上顎第二臼...

Posterior implants
Edentulous treatments
Implants in compromised sites
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Edentulous

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包括的な治療コンセプト-頬骨インプラント

骨量不足-骨増成オプションまたはザイゴマ・インプラントオプション

従来型の義歯が一般的な治療選択肢ですが、骨が欠損している場合、個人の機能的、精神的および社会的必要を満たしていない場合があります。古典的な外科的アプローチは異なる骨による増大技術(上顎洞挙上術、インターポジション型グラフトと併せてオンレーグラフトおよびLeFort I型骨切り)を含みます。これまでに、骨再生のために生体材料を用いた有望な結果が発表されていますが、特にこれまでに行われた治療が失敗している場合、遅延手順の必要性...

Radiology
Edentulous treatments
Implants in compromised sites
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Edentulous

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オール・オン4 治療コンセプト

無歯顎の患者-心理社会的考察

総義歯を装着している患者は、多くの場合、審美性、機能的不快感、低下した義歯の保定力および咀嚼機能に悩まされています。義歯接着剤が大抵塗布されます。患者の多くがこのことを精神的にも社会的にも厳しい負担と感じています。現代のインプラント固定式修復手順は、このような患者に機能的にも審美的にもよい治療結果を提供することができます。インプラント支持の固定式修復物を使用している無歯顎の患者のリハビリテーションが個人的な幸福、自尊心およびQOLを向上させます。

1回の外科手術による無歯顎の修復手順

上顎又下顎の重度の萎縮を患う患者は、従来...

Edentulous treatments
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Immediate loading / provisionalization
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Treatment guides

Edentulous

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頭頸部がん

HNCの疫学および予後に関する事実

頭頸部がんを代表するのは、主に頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)です。発生率は、女性より男性が高くなっています(2,8:1)。ヨーロッパおよび米国の若年層では、ヒトパピローマウイルス(HPV)がHNCの発生率増加と関連があることが示されています。NHCの一般的なリスク要因は、喫煙、アルコール乱用、噛みタバコ(betel quid)です。

HNCの予後は、診断の時期に左右され、首の所属リンパ節における腫瘍の広がりと密接な関係があります。5年生存率は、診断時点で80%(ステージI)から19%(ステージIV)に低下します。

 

HNC早期

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Systemic factors
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Treatment guides

Edentulous

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歯槽骨吸収および不足

歯槽堤の吸収/縮小

抜歯後、残存歯槽堤の頬舌側および垂直的に骨量が減少します。それに続く吸収は進行性であるため、顎の基底骨(basal jaw)に影響が及ぶこともあります。下顎では、下顎神経が歯槽頂部に位置するようになる場合があり、その場合、義歯装着者は痛みを感じます。

歯槽堤高さの減少は、上顎無歯顎よりも下顎無歯顎においてはるかに多く見られます。長期間の義歯装着、性別、BMIが歯槽堤吸収の増加と関連がある一方、年齢は関連がないようです。骨粗しょう症の歯槽堤吸収への有意な影響はまだ示されていませんが、専門機関の最近の研究では...

Radiology
Systemic factors
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Edentulous

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開口量

開口量と治療介入のための手段

大半の患者の開口量は、通常の補綴・外科的治療介入を容易に行うことができます。わずかな開口量または小口症は、硬皮症、びまん性全身性硬化症、口腔顔面の外傷のある患者、または腫瘍性疾患、顎関節症(TMD)の外科的切除を行った患者において見られます。外科的切除を行った場合の瘢痕、組織拘縮、付随する基本的な骨支持および組織浮腫の欠如により、開口量が制限され、外科・歯科治療が困難になります。

インプラントに基づくリハビリテーションの選択を阻むような開口量の下限を提示することはできません。唇のインプラント軸の方向は...

Temporomandibular Joint
Systemic factors
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Edentulous

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リスク因子

インプラント治療に関連するリスク因子は以下のとおりです。

  • 特定の無歯症を除く、小児および青年(骨/骨格の発達期)。ただし、矯正治療を目的としたインプラント埋入は適応となる。
  • コントロールされていない代謝性疾患 2型糖尿病等、
  • コントロールされていないHIVまたは結核感染
  • 血液疾患(進行した慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄異形成等)
  • 心筋梗塞または脳血管外傷から1年以内
  • 現在、化学療法および/または放射線治療を実施中
  • 移植後の免疫抑制等、免疫システムの重大な異常
  • 全身性骨疾患(パジェット病等)
  • 醜形恐怖症等の精神状態、または論理的に考え...
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