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プロビジョナル/テンポラリー補綴物

固定式プロビジョナル修復物

プロビジョナル修復物は、素材が異なり、耐久性は劣るものの、可能な限り患者の希望する最終補綴物の形状を模擬して作製します。プロビジョナル修復物は耐久性および機能性が劣るため、硬い/クリスピーな食品を咀嚼することは避けなければなりません。口腔衛生措置は継続します。セメント固定式修復物の場合は修復物が外れるのを防ぐため、デンタルフロスの使い方を工夫し、使用後のフロスは歯間隣接面からパチンと引き戻すのではなく、唇側/頬側に引き出すようにします。

固定式プロビジョナル修復物は、スクリュー固定またはセメント固定に関係なく...

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プロビジョナル

プロビジョナル多機能用途

無歯顎患者にとってのプロビジョナル補綴物は、最終的な治療を行っている間に患者に満足のゆくレベルの機能および審美的外観を提供できる便利なツールです。

プロビジョナル補綴物は、最終的な治療結果がどのようになるかを歯科医と患者に認識させるのに有効です。

プロビジョナル補綴物は最終補綴物に酷似しているため、最終補綴物による最終治療結果の審美的および機能的属性を患者に理解させることができます。また、この段階であれば、不可逆的な処置を行う前に治療計画に必要な変更を行うことができます。

プロビジョナル補綴物は...

Guided Surgery
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Diagnosis and treatment planning
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ワックスアップ、人工歯配列、モックアップ

診断、治療計画および患者コミュニケーションツール

無歯顎患者の治療計画では、術前計画(サージカルガイドの製作)に役立つ情報を提供し、患者の懸念と期待に関する説明を容易にし、最終補綴物の製作時に最適な指針となる診断用人工歯配列が必要になります。

人工歯配列を行う際は、患者の期待、機能的配慮および審美的目標を考慮に入れる必要があります。診断の段階でこの3要素にミスマッチがある場合は、患者の期待に応えるため、治療方法を変更する必要があります。

 

 

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ワックスアップおよびモックアップ

歯肉の形態や口蓋形態の適切なシミュレーションは...

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Diagnosis and treatment planning
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試適

試適 – 機能的および審美的評価

試適は、無歯顎患者の治療を成功させるために重要なステップの1つです。試適は歯科医と患者が技工サイドで製作された義歯を実際に見ることのできる最初の機会であり、受容、修正または変更のいずれかを決定します。プロビジョナルワックスアップの咬合、機能および審美性に関して相互に満足の行くことを確認してから、フレームワークの作製や補綴物の加工といった新たなステップに進むようにします。

この人工歯配列は上下の無歯顎に対する歯の空間的位置を具体的に確認するためのオリエンテーション・インデックスとなり...

CAD/CAM
Implant prosthetics
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Radiology
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Guided Surgery
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オール・オン4 治療コンセプト

無歯顎の患者-心理社会的考察

総義歯を装着している患者は、多くの場合、審美性、機能的不快感、低下した義歯の保定力および咀嚼機能に悩まされています。義歯接着剤が大抵塗布されます。患者の多くがこのことを精神的にも社会的にも厳しい負担と感じています。現代のインプラント固定式修復手順は、このような患者に機能的にも審美的にもよい治療結果を提供することができます。インプラント支持の固定式修復物を使用している無歯顎の患者のリハビリテーションが個人的な幸福、自尊心およびQOLを向上させます。

1回の外科手術による無歯顎の修復手順

上顎又下顎の重度の萎縮を患う患者は、従来...

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Implants in compromised sites
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アクリルによる築盛

概論および材料の選択

フレームワークは、最終的な修復物の審美性および外形を設計するために、築盛材料でベニアリングされます。アクリルによる築盛用のフレームワークの材料選択は、チタン、(クロムコバルト)コバルトクロムおよび貴合金を含みます。今日、CAD/CAMによるフレームワークの製作技術は最先端であると考えられているため、ハイブリッド義歯の一般的な材料の組み合わせはチタンで製作されたフレームワークにアクリルで築盛しているものとなっています。アクリルベニヤ材料は、個別の審美的要望に対処するため、多種多様な歯形および歯茎の色に利用することができます。アクリル製の歯は...

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Implant prosthetics
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セラミックによる築盛

概論および材料の選択

フレームワークはチタン、ジルコニア、貴合金およびコバルトクロム合金で製作され、セメント固定またはスクリュー固定されます。骨吸収が最小限の場合は、陶材焼付け金属の修復物が顎間空隙の制約を調整するため望ましいです。CAD/CAMによるフレームワークの製作は、現在、最先端の技術と考えられています。フレームワークは、最終的な修復物の審美性および外形を仕上げるため、築盛材料でベニアリングします。主にガラスセラミックまたは長石質のセラミックをベースとした、様々なセラミックの築盛材料が選択可能で、最適な審美性を求めて...

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アバットメントの材料

アバットメントの種類と選択-概論

インプラントベースの補綴物はセメント固定、スクリュー固定、またはその両方の組み合わせによって固定されます(図1)。当然のことながら、アバットメントは、インプラントと修復物との間に介在する部品であり、通常、インプラントにスクリューで固定されます。アバットメントは、保定力、支持、安定性および最終的な修復に必要となる最適な位置を提供します。その他利用可能な選択肢 (ロッキングテーパー、アバットメントがインプラントの一部になっている1ピースインプラント) がありますが、コンセプトが補綴物の選択に対してあまり柔軟性がないため...

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セメント固定式補綴物に関する概要

適応症および基本的注意事項

セメント固定式補綴物は、クラウンまたはブリッジの補綴物を自然歯に固定する場合と同様に、補綴物(クラウン、ブリッジ)をインプラント固定式アバットメントに取り付ける従来のデザインです。従来の、比較的精密ではない鋳造技術では、セメント固定式のデザインはインプラント上の長スパン、マルチユニットの補綴物の必要なパッシブフィットを得るための専門的方法の一つでした。CAD/CAMによる補綴物のスキャンおよびミルが高精度およびパッシブフィットを提供するため、今日では、特に無歯顎の状態では、スクリュー固定式の構造がオプションでの選択となります。

特に目...

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インプラントへの直接埋入対アバットメントへの直接埋入

アバットメント固定式補綴物の利点

  • インプラントが互いに平行でない場合、角度付アバットメントを使用すると非平行状態を「修正する」ことができます。
  • 角度付アバットメントはスクリュー固定式補綴物に使用することができます。
  • カスタムアバットメントはセメント固定式補綴物用に製作することができます。
  • アバットメントを埋入すると、アバットメント-補綴物の接触面を歯槽頂または歯槽頂上に埋入することができ、印象を取ったり、試験的に埋入することがより簡単になり、かつ軟組織に対してより低侵襲になります。

アバットメント固定式補綴物のデメリット

  • 顎間空隙が限られている場合...
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インプラントの固定式補綴物-序論

インプラントの固定式補綴物の利点

固定式補綴物は機能的および審美的観点から利点を提供し、総義歯またはインプラントオーバーデンチャー等の代替の治療選択肢と比較して、患者自身の天然歯列とかなり似ているものとみなされる場合があります。より快適であると感じられる固定式補綴物の大きさを著しく小さくし、さらに、粘膜による支持の必要がないため、患者はより強い力で咀嚼することができ、幅広い範囲の食物を食べることができます。固定式補綴物はより強い咀嚼力に順応するため後方部下顎の骨量が増加するのに対し、蝶番で可動するオーバーデンチャーは後方部分の骨が吸収されてしまいます...

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一次連結固定

適応症および基本的注意事項

インプラント支持のオーバーデンチャーは、無歯顎の患者にとってエビデンスに基づいた治療選択肢であり、患者のQOLを著しく向上させます。インプラントを直接装着したり(一次連結固定)、インプラントに単独のアタッチメント(ボールアタッチメント、ロケーター)として使用される利用可能な様々な保定要素があます。後者の場合、インプラントオーバーデンチャーは、装着の際、インプラント間の装着を安定させます (二次連結固定)。論文のデータでは、保定アタッチメントのタイプはインプラントの成功率/残存率または失敗率に影響を与えないようですが...

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デジタルの治療計画作成プロトコル、序論

ソフトウェア計画のための3D画像作成

患者の顎骨およびスキャンのテンプレートに関するスパイラルCTまたはコーンビームCT(CBCT)は、特定のソフトウェアによってコード変換され、顎骨および粘膜の三次元(3-D)画像を作成します。ソフトウェア計画は、すべて3-Dデータセットで作成することも、2-D で作成した後に再計算し3-D画像を再構成することも可能です。全3-Dモードで計画を作成すると、シミュレーションであらゆる視点を選択することが可能となり、データセットの再計算を回避し、実際の症例と近い、一層直観的な計画作成が可能です。

解剖学的構造および安全領域

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