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硬組織と骨質

骨質の定義

骨質に関する明確な定義はありません。骨質はこれまで、弾性係数、強度、剛性、微細損傷、ひずみ、特定の負荷に対する適応能力、再形成能力等、骨の機械的性質と関連付けられてきました。より実際的な提案として、インプラント部位のドリリング中に経験する骨の硬さを評価することも考えられます。そのような主観的な測定は、石灰化の状態、小柱骨の粗さおよび近接性、皮層の幅に左右されるため、執刀医の経験と相関関係があります。

 

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軟組織の状態と形態

インプラントが機能し始めた後、安定した生物学的寸法に到達しようとする粘膜組織の試みとして、インプラント周囲粘膜の変化が自明のこととされてきました。インプラント周囲粘膜の厚さが減少すると、下層組織の保護に必要な粘膜の寸法に再度到達するために骨吸収が生じます。

 

粘膜の厚さおよび生物学的な幅の形成がインプラント周囲の粘膜健康維持および骨壁保護に及ぼす影響は、今日、機能および審美性の双方に対する最も重要な懸念の1つであると考えられています。歯周のバイオタイプという用語は、SeibertおよびLindheが顔面口蓋(faciopalatal...

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ノーベルクリニシャンとデジタルワークフロー

スマートフュージョン

ノーベルクリニシャン・ソフトウェアは、患者のCBCTスキャンデータをノーベルプロセラ2Gスキャナーから得た模型およびワックスアップのスキャンデータと一体化することにより、デジタル治療計画を作成します。これら2種類のスキャンデータをノーベルクリニシャンで統合する、この特別な機能および技術は、「スマートフュージョン」と呼ばれています。この技術では、患者のCTスキャンデータを1回取得するだけで済みます。

補綴主導の治療計画作成

このデジタル治療計画作成手法では、補綴専門医または歯科技工士による理想的な補綴物のポジション決定から始まる、いわゆる...

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模型ベース、ノンガイデッド、セミガイデッドプランニング

サージカルテンプレートは、手術時にインプラントを適切な位置に埋入するための補助具として使用されます。サージカルテンプレートによって提供される外科的制約の度合いにより、次の3つのデザインコンセプトがあります。

  • ノンリミッティングデザイン
  • セミガイデッドデザイン:埋入窩形成に使用する最初のドリルはサージカルテンプレートを利用して方向を定めます。
  • フルガイデッドデザイン

ノンリミッティングデザインおよびセミガイデッドデザインでは、従来型の模型を用いますが、フルガイデッドデザインでは、コーンビームCTとプランニングソフトウェアを用います。

 

ノンリミッティングデザインは...

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スクリュー固定式 vs. セメント固定式

スクリュー固定式デザイン

インプラントの補綴物をスクリュー固定するか、セメント固定するかの選択に関しては、歯科専門家の間でも未だに議論が続いています。文献報告は、いずれの固定法も成功率は極めて高いということで一致しており、合併症発生率も、ほぼ同じです(3~5%)。スクリュー固定を支持する理由として、従来から指摘されているのが補綴物の術者可撤性です。これは、従来の固定式歯牙支持補綴物には享受できない利点であり、補綴物に何らかの合併症が生じた場合は、より簡単に対処することができます。スクリュー固定式補綴物は容易に取り外すことができるため、軟組織を修復または診査し...

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サイトデベロップメント、硬組織マネジメント

骨の高さと幅の評価

診査で十分な骨量が認められない場合は、3D撮像が最良の選択であると思われます。断層画像を獲得した場合、または2D画像の骨梁パターンから予測できる場合は、局所骨のテクスチャをはっきりと確認することができます。パノラマX線写真は洞の形状を明らかにし、下歯槽神経の上部の利用可能な骨の高さを確認するための手がかりとなります。

上顎前歯部:

 

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サイトデベロップメント、軟組織マネジメント

歯槽堤は顎骨の一部であり、歯の萌出とともに発達します。歯槽堤の大きさおよび形状は、歯の形状や萌出方向によって決定します。抜歯後の歯槽堤は頬側壁の寸法が最大で50%変化し、機能的転帰や審美的転帰を低下させます。保存不能歯を抜去した場合は、軟組織および硬組織が過去の外傷や歯周/歯内感染症によってすでに損なわれている可能性があります。インプラント埋入前に萎縮した歯槽骨を再生するため、さまざまな術式が提案されており、これらは骨移植術と組み合わせて行われるか、または2回目の手術で行われます。骨再生誘導法は、歯槽堤吸収の低減に有効であるように思われます...

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インプラント埋入位置に関する注意事項(概要)

インプラント埋入位置に関する注意事項

インプラントの種類およびサイズは、埋入部位の解剖学的特徴と使用する補綴物に基づいて選択する必要があります。インプラントの長さ、径、頚部の形状または表面特性の選択が不適切であった場合は、周囲の骨、軟組織および解剖学的構造に合併症を引き起こすおそれがあります。同じく重要なのが、3次元的に適切な位置にインプラントを埋入することです。適切な埋入により、インプラント周囲の骨および軟組織を最適に支持し、安定させることができるため、機能的な補綴物および審美的転帰にとっては非常に重要です。

 

上顎または下顎の単独歯の修復時に遭遇する可能性の...

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デジタル治療計画作成の概要

インプラント歯科で急成長している領域の1つが、CTスキャンデータを治療計画作成ソフトウェアに取り込み、そのデータをガイデッドサージェリーに利用する方法です。インプラントを埋入するための治療計画作成は、骨の利用可能性に主眼を置く外科主導型のアプローチから、ガイデッド・サージカルテンプレートを使用する補綴主導型の治療計画作成法へと進化しました。

 

顎骨のコーンビームCT(CBCT)またはCTデータを患者様の理想的な模型および補綴転帰のスキャンデータと連結すると、顎骨、補綴物および粘膜の厚さの3次元的(3D)画像を作成することができます...

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インプラント以外の治療法の選択肢

インプラント以外の治療法の選択肢

患者様の評価と診断が終了したら、治療計画作成を開始する前に、どのような治療を行うかを全関係者間で決定、合意しなければなりません。患者様が意思決定を行うためには、インプラント以外の治療法を含め、可能な治療法の選択肢について十分な情報を提供する必要があります。MainとAdair(2015)は、インフォームドコンセントを取得する際に歯科医が留意するべきポイントを次のように挙げています。

 

  • インフォームドコンセントを取得するためには、 歯科医と患者様の注意深い対話が不可欠です。
  • ある特定のリスクを確率(パーセンテージ...
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口腔内X線撮影およびスキャニング

一般歯科、審美歯科およびインプラント歯科のためのデジタル技術は、ここ数年で著しく向上し、従来からある歯科領域の問題に対して最新の治療を提供できるようになりました。また、デジタル技術は、患者、歯科技工士および他の歯科専門家の間のコミュニケーションを改善し、診断や治療の精度を向上させます。歯科領域で用いられるデジタル技術には、画像診断、口腔内映像およびスキャニング、CAD/CAM 補綴物等があります。

 

口腔内カメラ(IO カメラ)は、歯牙および支持構造の正確な画像を撮影することにより、充填物の変色または腐食、歯の破折等...

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コーンビームCT(CBCT)

コーンビームCT(CBCT)は、X線CTを利用した医療用撮像法の1種ですが、X線が円錐状に拡がります。

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口内法X線撮影

歯科領域では、口腔内X線撮影は依然として最も重要な撮影方法の1つです。口内法は、歯の構造や歯と顎骨の疾患を高い空間分解能で撮影します。口内法X線撮影は、注意深いキャリブレーションと検出器の入念なポジショニングにより、インプラント治療の計画作成に不可欠の診断情報を提供します。近遠心(水平)方向および頂部-根尖(垂直)方向の測定値に加え、骨の構造や密度に関しても有益な情報が得られます。

 

口内法の全顎撮影は、初診またはフォローアップで行われることが多く、14~21枚のX線写真を撮影します。また、根尖部の口内法X線写真は、以後のX線写真との比較により...

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コンピュータ断層撮影(CT)

従来の顎顔面領域の2次元撮像法では、解剖学的構造の重なりによって関心部位の視覚化が困難になるという欠点があります。コンピュータ体軸断層撮影(CAT)とも呼ばれるコンピュータ断層撮影(CT)は、多数のX線画像を組み合わせて内臓および身体構造の3次元(3D)画像を構築するX線撮影法であり、断層画像を作成することができます。CTは1970年代初期に導入されて以来、技術、性能および臨床適用において、さまざまな改善が重ねられてきました。マルチスライスCT(MSCT)とも呼ばれる多列検出器CT(MDCT)の導入は、撮像法の発達と進化において重要な一歩となりました...

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パノラマX線撮影

歯科領域ではパノラマX線撮影は未だに人気が高く、幅広い診断に用いられており、顎骨の基本的な解剖学的特徴と異常所見を簡便に評価することができます。パノラマX線撮影は容易であり、下顎骨、上顎骨、歯、顎関節および上顎洞の下半分を1枚の画像に描出しますが、領域によって厚さの異なる顎骨の複雑な3次元断面を2次元像として視覚化するにすぎません。

 

パノラマX線写真は固有の誤差が多く、とりわけ患者のポジショニング、拡大率のばらつき、小臼歯部の像の重なり、切歯部への頚椎の重なり、硬組織と軟組織のアーチファクト等が認められます。

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