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Treatment guides

術後の推奨事項

Key points

  • 術後の適切な措置、正しい服薬、食事、衛生、潜在的合併症、緊急連絡を行うべき状況について説明します。
  • 24時間対応の緊急連絡用番号を渡します。
  • 術後のリコールを予約に組み入れます。

術後の推奨事項

術後の適切な措置について患者に説明します。緊急合併症が生じた場合に備え、24時間対応の緊急連絡用番号を渡しておきます。

術後1~2日目、8 ~14日目および4~6週目に術後リコールを計画するか、または紹介歯科医に委任します、

出血/血液滲出

術後、手術部位に若干の血液が滲出するのは正常です。手術部位にガーゼを当て、1日中ガーゼの上から強く圧迫し続けるよう患者に指示します。1時間毎にガーゼを交換するため、予備のガーゼを渡します。翌日になっても出血が止まらない場合は、来院するよう指示します。

ヒーリングアバットメント

ヒーリングアバットメントを設置した場合は、口を開けるとアバットメントが見えることを説明したうえで、インプラント/アバットメントに軟組織を適合させる機能と効果があることを説明します。

縫合

術後8~14日目のリコールで抜糸を行うことを患者に説明します。また、吸収性縫合糸を使用した場合は、7~10日で縫合糸が溶解することを説明します。

腫脹と冷却

腫脹および疼痛を軽減するため、帰宅後ただちにアイスパックをハンカチに包み、顔面から術部に当てるよう患者に指示します(皮膚のやけどに注意)。最初の24時間は15分間アイスパックを当て、15分間休みを繰り返します。腫脹を低減するため、安静/睡眠時も頭部を高く保つようにします。

食事

術後は局所麻酔が覚め次第、軟らかい/液体状の食品または飲料の摂取を開始することができます。適切な食品として、スープやマッシュポテト等が挙げられます。食品の摂取は、処方された薬剤の服用にも役立ちます。ナッツ類のような小さく硬い食品は手術部位に捕捉されてしまうおそれがあり、治癒を妨げ、感染症を引き起こすおそれがあるため、摂取を避けます。

麻酔が未だ切れないうちに食事を開始する必要のある患者に対しては、必ず食品が適切な温度であることを確認するよう忠告します。

術後最初の2日間は、強いアルコール飲料は摂取しないよう指導します。

口腔衛生

口腔と手術部位を清潔に保ち、細菌の量を抑えるため、抗菌洗口液(クロルヘキシジン等)を処方します。手術の翌日から1日2~3回の口腔内の洗浄を行うよう指示し、出血を防ぐため注意深く洗浄するよう指導します。術後2~3週間経過したら、洗口をやめてもかまいません。(プロビジョナル)補綴物へのやさしいブラッシングは術後3日目から開始することができますが、手術部位は避けるようにしてください。手術部位が治癒すれば、歯間ブラシや電動歯ブラシを処方することもできます。

術後の活動

出血を防ぎ、腫脹を最小限に抑えるため、術後少なくとも3日間は、血圧に大きな影響を及ぼすスポーツや身体活動は控えるよう患者に指導します。口部や顎を打撃したり、類似の危険性のある活動は避けてください。

その他の有益な情報および推奨事項

  • 術後12時間以上経過しても、舌、口唇、顎の痺れが続く場合は、医師に連絡してください。
  • 術後2週間は思い切りつばを吐かないでください。
  • 術後2週間は喫煙をしないでください。
  • 術後2週間はストローを使用しないでください。
  • 思い切り鼻をかまないでください。くしゃみはしないように気をつけるか、または口を開けたままくしゃみをするようにしてください。
  • 術後のわずかな体温上昇は正常です。発熱が続く場合は、クリニックに連絡してください。鎮痛薬(上記参照)は発熱を軽減することができます。
  • 咽頭痛および嚥下痛がある場合は、2~3日で消失します。

臨床トピック

Aftercare / follow up
Oral hygiene instructions

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Treatment guides

術前評価

患者評価に記載されているように、外科的治療を進めるかどうかに影響を及ぼす患者の要因に関する徹底的な評価は適切です。

必要な場合は、手術の種類に応じて、術前の薬剤(例:抗生物質の適用範囲)を処方します。

手術直前の処置

下記は、差し迫った手術に備えて患者に情報を提供し、適切に準備するために守るべき重要な手順を示しています。

  • 手術の手順に関して患者が理解し、質問できるように、手順に関する簡潔な説明をする
  • 短時間作用型ベンゾジアゼピンが外来手術に有用な場合がある
  • 意識下鎮静が行われる場合、責任ある大人が手術後約3時間患者に同伴する
  • 術野の消毒
  • 呼吸しやすいように患者の鼻に...
Patient assessment
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口腔機能の回復を長期的に成功させるためには、患者のコンプライアンスはきわめて重要な要因の1つであり、医師はコンプライアンスの問題に熱心に取り組むべきです。コンプライアンスの悪い患者を悪者にする医師もいますが、実際には、4つの重要な問題を考慮に入れる必要があります。

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第1に、患者の文化とライフスタイルを尊重することが重要です。患者の社会的環境にそぐわないような行動の変化を起こさせようとすると、成功率は低くなります。患者の態度を修正し、コンプライアンスを高めるためには、さまざまな行動方法を検討するのが効果的です...

Aftercare / follow up

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