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Treatment guides

試適

Key points

  • 試適は当該補綴物のデザインを初めて評価し、意思決定を行うための重要なステップの1つであり、無歯顎患者の治療を成功させるためには不可欠です。
  • 試適に用いる人工歯配列は、フレームワークの寸法および形状の指針となります。
  • フレームワークは、コンピュータ数値制御(CNC)により金属合金またはジルコニアでカスタムメイドすることもできます。

試適 – 機能的および審美的評価

試適は、無歯顎患者の治療を成功させるために重要なステップの1つです。試適は歯科医と患者が技工サイドで製作された義歯を実際に見ることのできる最初の機会であり、受容、修正または変更のいずれかを決定します。プロビジョナルワックスアップの咬合、機能および審美性に関して相互に満足の行くことを確認してから、フレームワークの作製や補綴物の加工といった新たなステップに進むようにします。

この人工歯配列は上下の無歯顎に対する歯の空間的位置を具体的に確認するためのオリエンテーション・インデックスとなり、フレームワークや最終補綴物のデザインのためには不可欠のステップです。この視覚化により、歯科医と患者の両方の審美的および技術的懸念に対応することができます。これには、技工所で咬合器に装着して作製された人工歯のプロビジョナルセットアップを使用し、これにより顎と歯の接触関係や運動をシミュレーションします。

最終補綴物のためのフレームワークの試適

咬合採得時および試適時に検討すべき重要な事項は、インプラントの部品や使用予定のフレームワークをすべて顎間空隙に収めなくてはならないインプラント固定式補綴物の計画に関するものです。これは最終的に特定部位の人工歯の選択にとどまらず、フレームワークのデザインにも影響を与える可能性があります。患者がセットアップの人工歯配列に納得したら、フレームワークの作製を開始します。CAD/CAMによる製作は、精度、フレームワークのパッシブフィットおよび材料の選択の点で模型による方法よりも有利です。これは、使用予定のフレームワークのレジン製のテンプレートをスキャニングすることにより実現します。スキャニングにより獲得した情報を用い、コンピュータ数値制御(CNC)ミリングによりフレームワークをデザイン、作製します。フレームワークの材料は、チタン、金属合金またはジルコニアのなかから選択します。

臨床トピック

CAD/CAM
Implant prosthetics
Diagnosis and treatment planning

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