Skip to main content
icon-treatment_guides_article
Treatment guides

全部床義歯 - 顎間関係

Key points

  • 完全無歯顎患者の治療において重要な目標の1つは、適切な顔面高を構成する横方向および矢状方向の顎間関係を確立することです。
  • 作業模型上で製作した蝋堤による方法は、今もなお、無歯顎患者の顎間関係を決定し、咬合採得を行うためのゴールドスタンダードです。
  • 蝋堤を用いて咬合高径を確立し、咬合平面、口唇線、スマイルラインおよび正中線を記録します。

顎間関係咬合採得

いずれのタイプの口腔リハビリテーションでも、正確かつ再現性のある顎間関係の記録が不可欠です。咬合採得は、歯科医と歯科技工士が患者の機能的および審美的要求に応えるために必要な咬合関係を作製するための重要な臨床記録となります。咀嚼筋が健康で、天然歯または適切に修復された歯が残存している場合は、咬合採得はルーチンに行うべき臨床手順です。咬合を採得し、咬合器に移すため、さまざまな材料が販売されています。

蝋堤および咬合器装着模型の製作

作業模型上で製作した蝋堤による方法は、今もなお、無歯顎患者の顎間関係を決定し、咬合採得を行うためのゴールドスタンダードです。

蝋堤を用いて咬合高径を確立し、咬合平面、口唇線、スマイルラインおよび正中線を記録します。

咬合器に移す前の中心位の採得には、さまざまな手法(単純なチェックバイト採得から、より精密なゴシックアーチ描記法まで)が提案されてきました。咬合時に下顎を注意深く誘導すると、中心位での咬合採得が容易になります。咬合採得材の硬化を待つ間に、基礎床が適切な位置に完全に装着されていることを確認します。採得材は硬化が速く、咬合時の抵抗を少なくするために流動性があり、硬く硬化するものが理想的です。咬合採得はフェイスボウを使用しても、使用しなくても行うことができます。咬合器に装着した模型は、容易かつ信頼できるアナログとして歯科技工所で顎運動のシミュレーションに用いられます。

Related articles

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

顔貌および社会的交流

人の顔は、体表に占める割合は小さいものの、私たちの社会的アイデンティティを具現化する、対人コミュニケーションの主要手段です。顔貌は遺伝形質を反映しますが、その上に病気や外傷の影響、より多くの場合は未治療または治療が困難な歯牙欠損の影響を受けます。中でも無歯顎は、顔面骨格の一部を破壊する危険があり、表層の軟組織の形状を変形させ、様々の機能不全を招きます。それは、体の一部を失うのと同等であるとも認識されるかもしれません。無歯顎の治療には、臨床医の技術的専門知識、および患者の不安と願望そしてさらに重要な個性に対する共感の両方が必要です。

無歯顎の

...
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

全部床義歯の臨床プロトコル

可撤式補綴物による無歯顎患者の口腔リハビリテーションを成功させるためには、臨床プロトコルを注意深く遵守する必要があります。単純化したプロトコルも、いくつか成功裏に紹介されています。 

 

臨床上の目的を達成するためには、次の手順の全部またはほとんどを含むルーチンの臨床プロトコルに従うことが最善です。

  1. 健康の軟組織の回復。幅広い付着粘膜がなくても、軟組織の健康には悪影響を及ぼさないと考えられ、歯肉/粘膜移植術が行われることは稀です。既成トレーと不可逆性のハイドロコロイド印象材により印象を採得し、診断用石膏模型を作製します。
  2. 個人トレーの製作と...
Removable prosthetics
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

総義歯による治療

研究および臨床経験は、従来型の総義歯が大部分の無歯顎者にとって使用に耐えられることを示しています。総義歯に満足している患者は自らの義歯体験にうまく適応し、義歯を使って食事や会話をすることを学んでいます。義歯装着体験の最良の予後には、吸収が最小限の健康な顎堤、うまく設計された咬合が含まれると考えられています。しかし、最適に作られた従来型の総義歯は、無歯顎に対する万能の治療法ではありません。多数の患者は義歯が不適であり、総義歯装着への適応に苦労し、自らのQOLが低下したと見なしているのです。

総義歯-機能に関する注意事項

従来型の総義歯の土台は...

Biomechanics and occlusion

Questions

ログインまたはご登録してコメントを投稿してください。